セイコーオプティカル トムフォード アイウェア メガネフレーム メガネ作製事例 眼鏡 遠近両用レンズ
トムフォードTF5930DBテレビジョンカットxセイコーヴィジオネオ遠近両用メガネ
2025/07/05
トムフォードにて遠近両用メガネをご注文いただきました。
K様ありがとうございます。
Frame:トムフォード アイウェア
Lens:セイコー ヴィジオネオ
K様は、主に、コンタクトレンズをご使用されています。
コンタクトレンズは遠近両用仕様ですが、ほとんど機能していないようでして、近くがとても見えづらいとのことでした。
状況に応じて、遠近両用コンタクトレンズを装着した上にメガネを掛けて近くが見えるようにしたいというご希望でした。
近くに焦点を合わせるための単焦点レンズ=いわゆる「老眼鏡」的なメガネ、
メガネを付けたり外したりせずに使える遠近両用タイプ、
このようなレンズの選択肢があるというご説明、および、それぞれのメリット・デメリット、レンズ設計をご説明差し上げました。
また、K様がどのようなシーンで使うことを考えられているのか、等々もお伺いしながら、最終的に決定したのが、遠近両用レンズとなりました。
遠近両用レンズに決定したと言っても、遠近両用レンズにも、様々なタイプがあります。
グレードもピンキリです。
遠近両用のコンタクトレンズをしている割には、遠くと近くの度数差が大きかったので、少しグレードの良いものがいいのではないか?と思い、そのご説明をしつつ、
仮枠にて、エントリーモデル(入門編)と、ハイグレードモデルとで、疑似体験していただきました。

仮枠(検査で用いる道具)
K様は、遠近両用レンズは初めてにもかかわらず、この2つのモデルの違いをあまり感じられませんでした。
理屈上・設計上は、ハイグレードのものがいいのは間違いないのですが、
仮枠の段階ですと、たまに、この違いを感じられない方、感じても、ハイグレードに明確な違いを感じない方がいらっしゃいます。
また、お話していると、細かいことを気にされないように思いました。
物を見るということは、実は最終的に脳で処理をしているので、性格もけっこう関係あると思っています。(”性格”と言っても、物を見るということに限定した性格?のようなものです)
K様ご自身も、グレードアップの選択に積極的ではなさそうということもあり、
K様には、まずは、エントリーモデルで様子を見てもらえば良いと思いました。
つい最近、セイコーオプティカルから、新発売となった、ヴィジオネオシリーズが、バリエーション豊富になり、選択肢豊富です。
エントリーモデルであることと、加入度の大きさ、ご使用状況から考えて、遠近両用の”中間重視のタイプ”をお薦めいたしました。
ということで、
トムフォードxセイコー ヴィジオネオ 遠近両用レンズ(中間重視)にて、ご注文いただきました。
選んでいただいたメガネは、
トムフォードF5930-D-B ブラック
丸みを帯びたスクエアで、リム・テンプルともに線は太いですね。
そして、こちらの画像を見ると、もっとも特徴的な、テレビジョンカットがお分かりいただけるかと思います。
デザイン詳細が把握できたところで、こちらのモデルの説明をしていきますね。
特徴的な「テレビジョンカット」が施されたデザインが目を引く一品。
写真からもわかる通り、クラシックでありながら洗練された雰囲気が漂っています。
このメガネの最大のポイントは、テレビジョンカットのデザイン。
リムの外側から内側に向かってえぐり取るように削り込まれた形状が特徴で、まるで昔のブラウン管テレビの画面のような立体感を生み出しています。
この削り込みがメガネに奥行きを与え、顔に装着したときに立体的な陰影をプラス。顔全体にメリハリのある印象をもたらしてくれます。
トムフォードらしいブラックのセルフレームは、ヴィンテージ感とモダンな雰囲気を絶妙に融合させています。
テレビジョンカットのデザインが加わることで、クラシックなスタイルに一層の存在感がプラスされ、さりげなく個性を主張できるアイテムに仕上がっています。
また、フレームの素材感や滑らかな仕上げも高級感たっぷりで、トムフォードならではのこだわりを感じさせます。
このデザインは、顔の形を補正する効果も期待できるので、ファッション性だけでなく実用性も兼ね備えているのが嬉しいポイント。
普段使いはもちろん、ビジネスシーンや特別な場面でも活躍してくれること間違いなしです。
K様のお顔には、ゆったりとしたサイズ感で、カジュアル寄りなご使用にぴったりという感じでした。
トムフォードのテレビジョンカットメガネは、クラシックとモダンが融合したデザインが好きな方や、さりげなく個性を出したい方にぴったりのアイテム。
他にも、素敵なデザインが多数ありますので、ぜひチェックしてみてください!