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サバエオプト 大型ラウンドメガネのご注文|松江市 長谷川時計店

サバエオプト 大型ラウンドメガネ シルバー×ネイビー|松江市 長谷川時計店

松江市にお住まいのA様より、サバエオプトの大型ラウンドメガネをご注文いただきました。フレーム選びからレンズ選びまで、いくつかのポイントがありましたので、今回はその経緯も含めてご紹介いたします。

目次

サバエオプトとは

サバエオプトは、福井県鯖江市に店舗を構えるメガネの小売店が、自店のオリジナルブランドとして2011年にスタートした国産メガネブランドです。

実際の顧客の声をもとに商品開発が行われているのが大きな特徴で、軽くてしなやかな掛け心地を実現する鯖江の高い技術力を存分に活かした、品質の高いメガネを展開しています。

フレームについて

ビッグサイズのラウンドシェイプ

サバエオプト 大型ラウンドメガネ 正面 松江市のメガネ店 長谷川時計店

今回お選びいただいたのは、レンズ横幅が54mmもある非常に大きなラウンドシェイプのフレームです。仕入れた当初は、「これほど大きなサイズが売れるのだろうか」と正直思っていたのですが、かなりの人気があるとも聞き、あえて大きく外したこのサイズ感こそが、掛けたときのおしゃれさにつながるのかもしれないと感じました。

当店はもともと丸メガネを多くそろえていますが、鯖江産でありながらおしゃれなデザインとカラーリング、そして価格もリーズナブルなこのフレームは、品揃えをさらに充実させてくれる一本として仕入れました。店頭にディスプレイしてからも、お客様の反応は上々です。

カラー:シルバー × ネイビーのバイカラー

カラーは、シルバーとネイビーの組み合わせ。爽やかでファッショナブルな印象のバイカラーで、大きなラウンドシェイプとの相性も抜群です。

素材:チタン × βチタン

素材はブリッジと智(ヨロイ)にチタン、リムとテンプルにβチタンを採用。軽さとしなやかさを兼ね備え、大型フレームながら長時間の使用でも疲れにくい掛け心地を実現しています。生産国はもちろん日本・鯖江です。

サバエオプト 大型ラウンドメガネ 全体 鯖江産チタンフレーム

フレームを選んでいただいた経緯

A様は、今まで掛けていたアセテート素材の黒ぶちメガネとは雰囲気の違うものをご希望でした。また、「鯖江のメガネが良い」というご要望もお持ちで、そのご希望にぴったりと合う一本として、このフレームをお選びいただきました。

レンズについて

カラーレンズ:アリアーテトレス ブリーズブルー25%

A様は普段から眩しさを感じやすいとのことでしたので、レンズにはカラーを入れることにしました。色味はアリアーテトレスのブリーズブルー25%に決定。フレームのネイビーとの相性も非常に良く、完成したメガネの印象がさらに高まりました。

度数の変化について

今回は、それまで意図的にかなり弱めに設定されていた度数から、屈折検査の結果をもとに適正度数に変更しました。そのため度数は大幅に上がり、乱視も左眼だけに1段階入っていたものが、左右それぞれ2段階に変わっています。

レンズの見え方・歪みについて

度数が大幅に変わったことと、フレームが大型であることから、レンズ周辺部の歪みについて事前にご説明させていただきました。そのご説明の中で、より見え方の良いレンズへのご関心をお持ちいただきましたので、今回はイトーレンズのアクロライト(内面非球面レンズ)をお選びいただきました。

せっかくの機会ですので、一般的な外面非球面レンズとの違いについてもご説明いたします。

一般的な外面非球面レンズ

一般的な非球面レンズは、レンズの外面(前面)を非球面設計にした構造です。内面は球面で設計されているため、乱視が入った場合、乱視成分も軸方向に球面で設計されます。その結果、軸方向への度数設定は1方向に限定されます。

外面非球面レンズの設計や歪みの説明図(イトーレンズ説明)

アクロライト(内面非球面レンズ)

アクロライトは、レンズの内面(後面)を非球面設計にしたレンズです。外面は球面設計のため表面カーブが一定となり、360°方向に軸を取ることが可能になります。

その360°方向に取得したデータを約10,000ポイントにわたってリサンプリングし、あらゆる度数に対応。収差補正や視野域の拡大はもちろん、強度乱視・斜軸乱視・プリズム補正においても高精度な対応が可能です。

アクロライトの設計や歪みの説明図(イトーレンズの説明)

内面非球面レンズの効果が最も発揮されるケース

内面非球面レンズは、特に以下の3つのケースで高いメリットを発揮します。

①強度乱視
乱視が強くなるほど、収差が生じる可能性のある範囲が大きくなります。玉型にカットしてもその部分が残ってしまうケースがあるため、高精度な補正が有効です。

②大型フレーム
大型フレームでは、レンズ周辺部の収差が生じやすい範囲をカットしきれない場合があります。内面非球面設計により、周辺部の見え方が改善されます。

③斜軸乱視
乱視の軸が斜めになっている場合、思わぬ部分に収差が生じるケースがあります。360°方向への対応が可能な内面非球面レンズが有効です。

今回のケースと、レンズ選びについて

今回のA様の場合、強度乱視ではありませんでしたが、斜軸乱視がありました。加えて、以前のメガネが非常に弱い度数だったため、新しいメガネの度数は大幅に上がりました。そして、フレームが大型だったため、先ほどの②にも該当します。これらが重なったことで、周辺部の歪みへの対策として、アクロライトをおすすめさせていただいた次第です。

見え方というのは、難しくもあり、面白くもあります。人の脳の処理などによって大きく左右されるため、わずかな歪みにも敏感に反応される方もいれば、多少のことでは気にならない方まで、個人差が非常に大きいものです。理論上は間違いなくスペックの高いレンズであっても、人によっては違いをあまり感じられないこともあります。

ご予算がともなうものですので、積極的におすすめしてよいものか迷ってしまうこともあるのですが、①〜③に当てはまるようなケースでは、見え方の良いレンズを選ぶと安心です。

ちなみに、今回使用したイトーレンズ アクロライトは、薄型(屈折率1.60)で、当店価格は2枚1組で15,400円(税込)です。決して手が届かないほどの価格ではないと思いますし、この記事を読まれて見え方の良いレンズが気になった方は、メガネのご注文時にどうぞお気軽にご質問ください。押し売りになってしまわないかと、おすすめしあぐねることも多い私(店長)としては、お客様からご質問いただけると大変助かります(笑)。

完成したメガネ

レンズのブリーズブルーとフレームのネイビーの相性が高まり、とても素敵なメガネが完成しました。

A様は非常におしゃれな方で、独自の雰囲気をお持ちの方でしたので、これほど大きなサイズの丸メガネでも、まったく浮いた感じがありませんでした。掛けた瞬間から、まるで以前からご自分のスタイルだったかのように見事に掛けこなしていらっしゃいました。ビッグサイズの丸メガネが、ご自身の洋服の一部のように完璧に馴染んでいるのを見て、メガネというのはつくづく「似合う方に似合う」ものだと改めて感じました。

お写真を撮らせていただけば良かったと、今でも少し後悔しています(笑)。

今回のようなフレームや、見え方へのこだわったレンズについてご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。1級眼鏡作製技能士として、お客様のご要望に合わせたご提案をさせていただきます。

サバエオプト 大型ラウンドメガネ テンプル βチタン 細身デザイン
サバエオプト 大型ラウンドメガネ シルバー×ネイビー|松江市 長谷川時計店

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