イトーレンズ 可視光調光レンズ「ART 160 EX」新色ブルー・グリーン発売|松江市

島根県松江市のメガネ時計宝飾 長谷川時計店、1級眼鏡作製技能士の長谷川です。イトーレンズの可視光調光レンズ「ART 160 EX」に、度なし(プレーン)限定の新色としてブルーとグリーンが加わりました。既存のグレー・ブラウンと合わせて全4色となり、当店でも全色のサンプルレンズを揃えましたのでご紹介します。
新色追加と、全4色サンプル展示のお知らせ
ART 160 EXは、イトーレンズが展開する可視光調光レンズのシリーズです。これまでグレーとブラウンの2色がラインナップされていましたが、2026年3月3日に新たにブルーとグリーンが追加され、全4色となりました。
- アートグレー 160EX
- アートブラウン 160EX
- アートブルー 160EX 【新発売】
- アートグリーン 160EX 【新発売】
新色のブルーとグリーンは度なし(プレーン)限定での展開です。グレーとブラウンは度付きにも対応しています。

グレーEXの最大濃度は約93%、その他の3色は約90%です。屋外の強い光の下では、いずれもしっかりとしたサングラスとして機能します。
当店ではこれまでART 160 EXのサンプルを用意できていませんでしたが、新色発売を機に4色すべてのサンプルを取り寄せました。実際にどれほどの色に変化するのか、以下の写真でご確認いただけます。
あくまでもイメージ画像なので、使用環境やカラーによってイメージが異なる場合があります。

可視光調光レンズとは?「車内でも色が変わる」が最大の特徴
調光レンズには大きく2種類あります。紫外線(UV)だけに反応するタイプと、紫外線+可視光の両方に反応するタイプです。ART 160 EXは後者、可視光調光レンズに分類されます。
この違いが最も実感しやすいのが、車の中での使用です。現代の自動車ガラスはほぼUVカット仕様のため、UV反応型の調光レンズは車内ではほとんど色が変わりません。当店で取り扱っている調光ブルー・調光パープルはUV反応型で、爽やかな発色が魅力のレンズですが、車内では色が変わらない点は同様です。
一方、ART 160 EXは可視光にも反応するため、車のフロントガラス越しでも中程度に発色します。上の写真で真ん中の「車内」の状態がそれにあたります。メガネとサングラスをわざわざ掛け替える手間なく、環境の明るさに合わせてレンズが自動で対応してくれるのが、このレンズを選ぶ最大の理由です。
なお、調光レンズ全般に共通する注意点として、温度が高いほど発色が抑えられる性質があります。真夏の炎天下では思ったより色が濃くならないことがあります。また室内に戻っても完全なクリアには戻らず、10%前後のわずかな色が残ります。
ART 160 EX 全4色のスペック
全色共通のレンズ仕様は以下のとおりです。
- 屈折率:1.60
- 設計:球面設計・4カーブ
- コート:ハードマルチ CS 標準装備
- 度数対応:度なし(プレーン)〜度付き ※ブルー・グリーンは度なし限定
- 価格:13,200円(税込)/2枚1組
※上記価格は度なし(プレーン)の場合の価格です。度付きは別途ご案内いたします。価格は予告なく変更する場合があります。
各カラーの変化特性は以下のとおりです。
| カラー | 最大濃度 | 23℃時濃度 | 35℃時濃度 | 紫外線なし時透過率 | 退色時間(〜30%前後) |
|---|---|---|---|---|---|
| グレーEX | 約93% | 約93% | 約85% | 約87% | 約13分 |
| ブラウンEX | 約90% | 約90% | 約80% | 約89% | 約12分 |
| ブルーEX 新色 | 約90% | 約90% | 約80% | 約87% | 約10分 |
| グリーンEX 新色 | 約90% | 約90% | 約80% | 約88% | 約10分 |
グレーEXだけが最大約93%とやや濃い仕上がりになり、他の3色は最大約90%で揃っています。退色にかかる時間は10〜13分ほどで、新色のブルー・グリーンはグレー・ブラウンよりやや速めに室内の色に戻る特性があります。
実物サンプルで確かめる 〜入荷から最高濃度まで〜
「実際どのくらい色が変わるの?」という疑問に、当店に届いたサンプルレンズの写真でお答えします。UVライトで照射して最高濃度まで発色させる工程も含め、順番にご覧ください。

袋から出すと、室内ではこのような状態です。ほぼ透明に近いですが、よく見るとわずかに色がついています。可視光調光レンズは、完全なクリアにはならない仕様のため、屋内でもうっすらと色味が残ります。

新色 アートブルーEX・アートグリーンEX
まず今回の新色2色から。室内ではこのとおり、ほぼ透明に近い状態です。左がブルー、右がグリーンです。

100均のジェルネイル用UVライトで紫外線を照射してみました。みるみる色が変わっていきます。

照射後、最高濃度まで発色した状態がこちらです。

ブルーEXは最高濃度まで発色すると、青みがしっかり残った濃いネイビーブルーになります。4色の中でカラーの個性が最も出るレンズです。
グリーンEXは最高濃度ではほぼ黒に近いほど極めて濃く発色し、グリーンの色味はわずかに感じられる程度です。どちらも退色が約10分と比較的速めなのは、実用面で安心感があります。
既存色 アートグレーEX・アートブラウンEX
続いて既存の2色です。こちらも室内ではほぼ透明に近い状態です。左がグレー、右がブラウンです。

同様にUVライトで照射します。

最高濃度まで発色した状態です。

グレーEXは4色の中で最も濃く変化し、屋外での遮光性を重視する方に向いています。景色の色合いを変えず自然な見え方を保ちやすい特性があり、ドライブや日常使いのどちらにも対応しやすいオールラウンドなカラーです。
ブラウンEXはコントラストをやや高める視覚特性があり、曇りの日や木陰のような中間の明るさでも見やすく感じやすいのが特徴です。暖かみのある色味でフレームとの相性も出しやすく、ファッション的にも合わせやすい一色です。
店頭でサンプルをご覧ください
メガネ時計宝飾 長谷川時計店では、現在グレー・ブラウン・ブルー・グリーンの全4色サンプルレンズをご用意しています。写真でご覧いただいた発色の変化を、実際に光にかざしてお確かめいただけますので、ご来店の際はお気軽にお声がけください。
ART 160 EXは度なし・度付きを問わず幅広くご対応できるレンズです(ブルー・グリーンは度なし限定)。お持ち込みのフレームへのレンズ交換もお受けしておりますので、島根県・鳥取県近郊の方もどうぞお気軽にご相談ください。
ART 160 EX以外にも、当店ではさまざまな調光レンズやサングラスレンズを取り扱っています。レンズの種類・機能・カラーの選び方について幅広くまとめたサングラスレンズの選び方完全ガイドもあわせてご参照ください。
